U・Iターン

石川のU・Iターン事情

 

加賀百万石の歴史と文化を今に伝える城下町金沢。里海と里山の豊かな自然に恵まれ世界農業遺産にも指定される能登。標高2702mの白山連峰をバックに広大な平野が広がり温泉地も多い加賀。大きく3つのエリアに分けられる石川県は、日本のちょうど南北の中央あたりで、日本海に突き出て広がります。自然と変化に富んだ四季の環境から、海の幸、山の幸にあふれ豊かな食文化を誇ります。北陸新幹線で東京から2時間30分とアクセスも良く、移住・定住に行政の支援メニューも手厚く用意されています。石川県で、あなたも働いてみませんか。

ホクハイサービスでは、これまで多くの方のUターン、Iターンによるお仕事紹介を行ってきました。石川県に興味をお持ちの皆さまに、「仕事」や「暮らし」に関する情報を提供させていただきます。希望に沿った石川県内の求人案件をご紹介し、それぞれのニーズに合わせて移住の支援も行います。当社のネットワークを通じて住まい探しもお手伝いします。当社でもこれまでに、多くのスタッフが全国各地から石川県に移住して仕事に就いており、移住に関わるアドバイスもさせていただきます。

「住みよさランキング」でベスト10に県内5市がランクイン

石川県の人口は1,129,362人(推計人口、2020年12月1日)と北陸3県では最も多く、東洋経済『都市データパック』が発表する「住みよさランキング2020」では、石川県から1位野々市市、4位白山市、7位金沢市、8位小松市、10位能美市がランクインしました。自治体ごとに“住みよさ”を表す各指標について偏差値を算出し、その平均値を総合評価として順位付けをしています。各指標は”安心度・利便度・快適度・富裕度”の4つに分けられ、さらに細かく20の指標に基づいて評価します。その結果、全国の自治体トップ10の中で5つが石川県の市となったのです。

 

ランキング(石川県内の自治体)

  • 1位 野々市市
  • 4位 白山市
  • 7位 金沢市
  • 8位 小松市
  • 10位 能美市

石川県10の魅力

 

正規就業者の割合や共働き率、有効求人倍率が高く、また、医療環境が整っている、人口に比較して大学や短大が多い、待機児童がゼロといった暮らしやすさを実感するポイントにあふれています。そんな石川県の「10の魅力」をご紹介します。

1 食べ物が美味しい

石川県は食文化が豊かで、食べ物が美味しい県としても知られています。

海も山もある土地なので、冬はカニや寒ブリ、春は山菜というように、様々な季節ごとの新鮮な食材が手に入ります。人口1万人当たりの飲食店数は53.5店と全国7位(全国平均46.5店)とグルメの食べ歩きも満たしてくれることでしょう(参考:令和3年版石川100の指標)。また、名水百選と平成の名水百選には石川県内から合計7か所が選ばれています。霊峰白山をはじめとする山々が連なり水源に恵まれ、雪解け水が平野に流れ込む豊富な水が大地を潤します。

2 自然を体感できる地

石川県は本州の中央部分の日本海側に位置し、大自然に恵まれた土地です。夏には海水浴やサーフィン、冬はスキーやスノーボードと季節ごとのレジャーが楽しめます。県内にはゴルフ場も数多く、名門コースや自然のなかに溶け込んだ壮大なコースなど変化に富んでいます。料金もお手頃で、都市部にも近くゴルフファンにはたまらない環境です。そのほか、温泉地が多く、風光明媚なスポットにも囲まれており、海や山にも近いことからアウトドアも手軽に満喫できます。

3 美術・文化に包まれる

日本最大の総合美術展覧会である「日展」の入選者数は、人口100万人当たりで62.4人と全国で最も多く、日本工芸会が毎年開催する国内最大級の公募展「日本伝統工芸展」の入選者数も人口100万人当たり54.5人と全国最多です。美術工芸の人材を育成・輩出する文化の土壌が豊かな地といえるでしょう。

4 女性就業率が全国第2位

石川県の女性就業率は51.8%と高く、福井県に次いで全国2位です。有効求人倍率(年度平均)は1.87倍で全国6位です(参考:令和3年版石川100の指標)。特に女性の働く環境が整っていることがうかがえます。

5 待機児童ゼロ

石川県内では保育所が整備されており、待機児童はゼロです。子育てを社会全体で支えることを目的に、妊娠中の子を含めて2人以上の満18歳未満のお子さんがいる家族を支援する「プレミアム・パスポート」制度も準備されています。「プレミアム・パスポート」を協賛企業の店舗で提示すると、割引などの特典が受けられます。

6 医療環境の充実

石川県の病院病床数は16,760床、人口10万人当たりでは1,452.33床で全国13位(全国平均1,185.40)です。医師数は人口10万人当たり295.9人で12位(全国平均251.7人)、看護師数は人口10万人当たり1,228.5人で7位(全国平均963.8人)です(令和3年版 石川100の指標より)。

7 人口10万人当たりの大学・短大等の学校数が多い

石川県は、人口10万人当たりの大学・短大等の学校数が多い都道府県です。10万人当たりの学校数は1.78校で全国2位です(令和3年版 石川100の指標より)。学生が実家から県内の学校へ通えれば、県外に進学する場合に必要な一人暮らし費用がかかりません。

8 買い物しやすさも全国有数

百貨店・総合スーパー数も人口100万人当たり18.2店と全国2位(令和3年版 石川100の指標より)にランクインし、買い物しやすい環境にあります。

9 ゆとりある住まい

石川県内で持ち家住宅に住む人の「1人当たり居住室の畳数」は18.21畳と秋田県、富山県に次いで全国3位(令和3年版 石川100の指標より)。持ち家でゆとりある暮らしを送ることができるのも石川県の魅力。

10 交通アクセスの良さ

日本海側の真ん中あたりに位置する石川県。金沢駅から車で40分ほどの距離にある小松空港から東京までは飛行機で約70分。2015年に開通した北陸新幹線開通で金沢~東京間の移動は最短で約2時間30分。大阪、名古屋へもJRの特急列車で約2時間30分と各地との往来が便利で地理的条件に恵まれています。

 

データや地理的環境からも石川県の魅力を感じていただけましたでしょうか。体感的には治安も良く、家賃も安いことから、子育てや教育、住宅、食などの面で都会にはない豊かでゆったりと暮らせる魅力があります。

移住希望者に県が最大100万円を補助

 

石川県や県内の市町では、移住希望者に対して支援金の支給をはじめとして、住まいの確保に向けた補助金制度も用意しています。県は、移住や定住、雇用の促進を目的に「いしかわ移住支援事業」を実施しており、条件に該当すれば東京23区内で5年以上住んでいた人や働いていた人を対象に、移住支援金を支給する制度が設けられています。支給される金額は、家族で移住する場合は100万円、単身の場合は60万円となり、引越し費用や準備するための費用負担軽減につながります。(詳しくは、こちらのサイトから対象要件をご確認ください)

 

金沢市は空き家活用を目的に、情報提供サイト「かなざわ空き家活用バンク」を開設しており、城下町金沢の町家に暮らすのも一興かもしれません。また移住者が新築戸建てや新築マンションに住む場合の補助金(最高200万円)制度も準備されています。金沢市のお隣り野々市市は、東洋経済『都市データパック』編集部が発表している「住みよさランキング」で2020年度第一位を獲得しています。野々市市でも「勤労者住宅支援補助金制度」があり、支援を受けることが可能です。

 

U・Iターン移住に関するサイトをチェック

石川県へのU・Iターン移住や就職・転職についての情報を掲載しているサイトです。

移住を検討している方は、行政が実施している支援制度や相談機関などについて把握し、詳細については県や各市町の担当部署に問い合わせてみましょう。

 

○石川移住UIターンサポートメディア「イシカワノオト」

https://ishikawa-note.jp/

○石川県へUIターン・移住したい人のためのポータルサイト「いしかわ暮らし情報ひろば」

http://iju.ishikawa.jp/

○いしかわ就職・定住総合サポートセンター

http://ishikawa-ilac.jp/


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